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■ウェルリンク株式会社 お客様に聞く─千葉県・流山市役所![]() 写真は左から、現・健康増進係 中川貴弘氏、前・健康増進係 井戸一郎氏、健康増進係長 渡辺雅史氏。
─流山市と、流山市役所人材育成課・健康増進係の仕事について教えてください。 流山市は、千葉県北西部に位置する、人口約16万人の自治体です。2005年の「つくばエクスプレス」開業以降、都心まで20分でアクセスできるようになり、その後、人口も急増しています。 流山市役所の市職員数は約1050人。人材育成課・健康増進係は、全職員の健康増進と安全向上のための施策を担当しています。「人材育成課・健康増進係」は、以前は「人事課・厚生係」という名称でした。2006年、現在の名称に改め、健康増進係は市職員のメンタルヘルス向上に向けて、取り組みを強化することになりました。同年、その取り組みの要として、ウェルリンクの「Self」を導入しました。
─流山市役所では、ウェルリンクのサービスをどのように活用されていますか。 出先機関も含めた全職員に対して「Self」を実施しています。実施状況は次のとおりです。 ●表1 「Self」実施状況 (全職員対象)
*「Self」実施対象の市職員所属先
また、メンタルチェックを要に、各種サービスを組み合わせてメンタルヘルスプログラムを組んでいます。運用したサービスは、以下のとおりです。 ●表2 運用サービスの内容 ![]() *2009年度 テーマ選択型研修(一般職向け研修)のテーマ
─流山市役所が、EAPを導入してメンタルヘルス対策に取り組み始めた経緯を教えてください。 近年、ほかの多くの自治体と同様、流山市役所でも定員適正化により職員数が制限されてきました。人手が限られるなか、行政サービスの質・量拡充を目指すと、業務は繁忙の度を増すようになりました。また、いったんメンタル不調者が出ると周囲にも影響が及ぶため、メンタル不調が出る前の予防が大事と考え、メンタルヘルス対策を強化することにしました。 対策の強化にあたり、はじめに「職員自身のセルフケア」と「管理監督者によるラインケア」に力を入れて取り組みたいと考え、実施に必要な企業EAPの導入を決めました。 「管理監督者によるラインケア」について。 これらの課題に応えられるEAPを探し、5社を比較検討しました。その結果、ウェルリンクのサービスを導入することに決めました。
─5社を比較検討した時の要件をお聞かせください。 選定において重視したのは、次の4点です。 1.EAPを包括的に提供できること
2.費用とサービス総体とのバランス 3.運用体制への信頼性 4.導入実績 以上のような理由で、ウェルリンクのサービスを導入することに決定しました。
─実際に運用されたサービスは、年々、内容に少しずつ変化が見られます(表2)。 2007年度に一度「Selfライト」(60問)に変更されてから、翌年には「Selfスタンダード」(189問)に戻されています。これは、どのような理由からでしょうか。 「スタンダード」のほうがコストはかかります。しかし、実際に両方を実施してみて、診断項目が職場での健康度に限られる「ライト」よりも、社会面や生活面などの健康度を総合的にみていく「スタンダード」のほうが、より効果的なフィードバックを職員に返せると実感したからです。 また、毎年「Self」を実施することには、定点観測としての意味合いがあります。体の健康診断で1年に一度、体の健康度をみるのと同じく、メンタルチェックを1年に一度行うことで、こころの健康度を見直すことができます。そのためには、毎年、同じ方法でチェックし続けるのが望ましいと考えました。
──2008年度から、新たに「訪問カウンセリング」を導入した目的をお聞かせください。 ![]()
訪問カウンセリングはプライバシーが保たれる部屋で行われる。
「Self」の中にも、電話やメールでの相談や、近隣の提携クリニックを案内してもらえるなど、相談体制はあります。 一度、「訪問カウンセリング」で相談を受けた人にはリピーターとなる人も多く、また新規の相談者も増えています。
「毎年、実情に即して研修をステップアップさせていくことができたのは、非常にありがたいですね」(渡辺氏)
![]() 研修は毎年、同じ内容にするのではなく、その年度、年度で、状況に合った適切な組み立てにしていきたいと考えています。私たちのこの希望に、ウェルリンクはレスポンスよく応えてくれました。 研修を企画するにあたっては、「Self」の全体集計の結果を見ながらウェルリンクの臨床心理士とよく話し合い、研修内容と方法を少しずつ変えていきました。 初年度は、「ラインケアの基礎知識」を座学で学ぶところから始めました。翌年の2007年度は、座学からグループワーク形式に変更しました。2008年度はグループワークのメンバーを部署ごとの部課長で編成し、メンタルチェックの組織集計をもとにグループワークを行う形式にしました。これにより、現場の課題にいっそう即したテーマで研修を実施できるようになりました。 また、副次効果もありました。研修で、部署ごとの部課長が集まって話し合うグループワークを実施して以来、同じような形式で話し合う様子が、日常業務の中でもしばしば見かけられるようになりました。これにより部内各課の風通しがよくなり、部内の課題を共有する一助ともなっているようです。
─実際にウェルリンクのサービスを、5年間、利用されたうえでの評価をお聞かせください。 ![]() 「いかに気持ちよく働いてもらえるか、その環境づくりをするのが私たちの仕事です。提案力の高いウェルリンクには、たいへん助けられました」(井戸氏)
1.提案の根拠 2.柔軟な対応 3.専門的観点 職員がメンタル不調に陥るのを未然に防ぐために、整えるべきところは整えておくのが私たちの仕事です。ウェルリンクの提案力には、たいへん助けられました。
─これからウェルリンクのサービスを利用しようと考えている自治体に、アドバイスがありましたらお願いします。 先ほどもお話したように、こちらの要望にウェルリンクは真摯に応えてくれます。不安や懸念、要望があれば、なんでも相談してみてはいかがでしょうか。 実は流山市役所で「Self」を導入する前、いったいどのくらいの回答があるのか、実施側として不安を抱いていました。フタを開けてみると、毎年、90%以上の高回答率です。 ひとつには、実施のタイミングがよかったことが挙げられます。
─ウェルリンクへの今後の期待をお聞かせください。 これまで5年間、メンタルヘルスへの取り組みをともに築き上げてきました。さらなるステップアップを目指していきますので、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
お忙しい中、有り難うございました。
※ 流山市役所のWebサイト ※ 取材日時 2010年5月 ※ 取材制作: カスタマワイズ |
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